アロハの意味は単なる挨拶ではなく 〇〇。 「ケアリィ・レイシェル」 & 「フラガール~虹を~」
アロハの意味とは
1986年ハワイ州法186法では「アロハスピリット」が生命力として認識されており、それは HRSセクション5-7.5で明示的に述べられています。
ハワイ州憲法 [§5-7.5]による「アロハスピリット」の定義は次のようになります。
https://www.capitol.hawaii.gov/hrscurrent/Vol01_Ch0001-0042F/HRS0005/HRS_0005-0007_0005.htm
「アロハの精神」は、一人一人の精神と心の調和です。
一人一人が考え、他の人に良い感情を表さなければなりません。
生命力「アロハ」を熟考し存在させるには、次のウヌヒ・ラウラ・ロア(5つのハワイ語)が使用できます。
■ Akahai(アカハイ) :優しさ、思いやり
■ Lōkahi(ローカヒ) :調和
■ ‘Olu’olu(オルオル) :喜び、心地よさ
■ Ha’aha’a(ハ アハ ア):控えめな、謙虚さ
■ Ahonui(アホヌイ) :忍耐
これらは、ハワイの人々の魅力、暖かさ、誠実さを表す性格の特徴です。
それはハワイ先住民の働く哲学であり、ハワイの人々への贈り物として贈られました。
「アロハ」は挨拶、送別、または挨拶の言葉以上のものです。
「アロハ」とは、お互いへの配慮と愛情を意味し、見返りを求めない他人を思いやる気持ちです。
「アロハ」とは、 個人が他人と共存のために必要かつ重要な本来の関係です。
「アロハ」とは、言われていないことを聞くこと、見えないことを見ること、そして知らないことを知ることです。
また、諸説あるみたいで単語の組み合わせからできている意味もあります。
■ Alo(アロ):存在
■ Hā(ハ) :息をする、命、魂
直訳すると、
息をする存在、魂がそこにある ⇒ あなたの魂を感じることができる
アロハとは、単なる挨拶ではなく、お互いへの配慮と愛情、そして見返りを求めない思いやりと敬意を表す言葉で、エネルギーを受けたり送ったりする事で、調和や共存をも表します。
さらに、喜びや心地よさを表すだけでなく、控えめな謙虚さや忍耐、ときには生命力や未知への探求心すら表す奥深い言葉なのです。
参考資料: "ALOHA"の意味 - konikoni aloha
フラダンス
フラにはダンスという意味も含まれているため、近年、専門家の間ではフラの名称で統一されているようですが、一般的にはフラダンスが使用されます。
フラの起源については諸説あり、ある伝説によれば、女神ラカがモロカイ島の聖地カアナにフラを生んだといわれています。モロカイ島では毎年5月にフラの誕生を祝い、「踊りの中心」を意味するカフラピコという祭りが開かれています。
1970年代に主にフラ競技会において伝統的なフラ詠唱と、西洋の影響を受けたボーカル曲であるフラ歌を峻別する動きがあり、詠唱をともなうダンスを「フラ・カヒコ」、歌をともなうダンスを「フラ・アウアナ」と呼び分けるようになりました。
1970年代以降、ハワイでは再び古代のハワイ文化の有り様への関心が高まっており、その一環としてフラ・カヒコに真摯に取り組む人が増えました。
フラダンスは、ゆったりとした踊りで手の動作が中心
フラダンスの特徴
「テンポがそれほど速くないこと」
「ダンスの表現を手で行なうこと」
フラダンスには主に「カヒコ」と「アウアナ」の 2つの踊りがあります。
カヒコ(古典フラ)
カヒコは、昔から伝わるフラダンスの代表的な踊りです。起源が古いこともあり、一般的には「古典フラ」とも呼ばれ、神にささげる神聖なダンスであると知られています。
曲のテンポは速い時もありますが、基本的には落ち着いていてゆったりとした踊りであるところに特徴があります。表現は主に手を使って行ないます。
アウアナ(現代フラ)
カヒコに比べ歴史が浅く、近代になって生まれたのがアウアナです。アウアナもカヒコと同じように手を使って表現を行ない、曲もそれほど速いテンポではありません。
穏やかで優雅な曲に合わせて、手を波のように動かして、空・大地・海など自然の神々への祈りをささげています。
フラダンス動画(Keali'i Reichel - Ka Nohona Pili Kai )
Keali'i Reichel - Ka Nohona Pili Kai 涙そうそう - ケアリ・レイシェル (3:50)
ビギンの涙そうそうのメロディーに感動したケアリィが作ったカバー曲は、幼い頃一緒に過ごした海辺の家と祖母を愛しく懐かしく思う気持ちをハワイ語で唄ったものです。
タヒチアンダンス
タヒチアンダンスを指す言葉 “Ori TAHITI(オリタヒチ)”。
タヒチアンダンスのオリタヒチはコミュニケーション、人に何かを伝えることを意味します。
アパリマは「リマ=手、アパ=話」で、手話という意味になります。昔、ポリネシアには文字文化がなかったので、語り部オレロが航海の話をする時などにジェスチャーで伝えたことが始まりと言われています。親が子供に言葉を教える時はアパリマで表現していました。
古来からタヒチアンの暮らしにダンスは欠かせないものでした。人生の節目やお祭りの場などで、アリオイ(男女から成る旅芸人)が島から島へ移動し、豊穣や戦いの神オロに捧げるダンスを踊ったと伝わっています。
タヒチアンダンスは上手い下手に関係なく、気持ち良く楽しく踊るダンスです。
タヒチアンダンスの踊りはテンポが早めで腰の動作が多め
タヒチアンダンスの特徴
「テンポが速いこと」
「基本的に腰の動作が多いこと」
タヒチアンダンスには主に「オテア」と「アパリマ」の 2つの踊りがあります。
オテア
オテアはタヒチアンダンスの中でも特に有名な踊りで、神話や言い伝えを体で表現するときや、戦いの前などに精神を高揚させるため踊るものとされていました。
男性は足を、女性は腰を激しく動かすのが特徴です。女性は、多いときで1分間になんと200回以上も腰を振ることがあります。
オテアに用いられる音楽には、メロディや歌詞がありません。トエレと呼ばれる打楽器や、タリパラウ、ファアテテなどの太鼓を使ってリズムを奏でます。
アパリマ
アパリマは、ウクレレや伝統打楽器の演奏に伴って、手の動きで歌詞を表現する踊りで基本的にはゆったりとした優雅なものがメインです。
アパリマならではの特徴が、歌詞の内容を手の動き(ハンドモーション)によって表現することです。
タヒチアンダンス動画(ポリネシアン・グランドステージ)
フラガール~虹を~ スパリゾートハワイアンズ2014 オーリノ苑未さん (2:45)
曲名:~フラガール~「虹を」
作詞・作曲:ジェイク・シマブクロ
訳詞:照屋実穂
なのですが、おそらくこの「フラガール~虹を~」は、いわき市スパリゾートハワイアンズの生演奏でショーを盛り上げるバンド「エテネタヒチアンズ」に所属する「小池春香さん(ハワイアンズの歌姫)」が歌ってると思われます。
大人の事情かな?