和魂(にきみたま)

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各業界で感染予防対策ガイドライン発表。経団連は「体温測定」「ローテーション勤務」「週休3日制」など

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経団連は、2020年5月14日に企業が事業活動を行う際の感染予防対策をガイドラインとして公表しました。

現在、経団連ガイドラインは「オフィス」「製造事業場」の2種類が存在します。

 

「オフィスにおける新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン

www.keidanren.or.jp

 

 

「製造事業場における新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン

www.keidanren.or.jp

 

 

気になるポイントを以下、ピックアップしてみました。

 

健康確保

・従業員に対し、出勤前に、体温や新型コロナウイルスへの感染を疑われる症状の有無を確認させる。

 

 

通勤

・テレワーク(在宅やサテライトオフィスでの勤務)、時差出勤、ローテーション勤務(就労日や時間帯を複数に分けた勤務)、変形労働時間制、週休3日制など、様々な勤務形態の検討を通じ、通勤頻度を減らし、公共交通機関の混雑緩和を図る。

 

 

勤務

・従業員が、できる限り2メートルを目安に、一定の距離を保てるよう、人員配置について最大限の見直しを行う。

 

・従業員に対し、勤務中のマスクなどの着用を促す。 

 

・人と人が頻繁に対面する場所は、アクリル板・透明ビニールカーテンなどで遮蔽する。

 

・外勤時や出張時には面会相手や時間、経路、訪問場所などを記録に残す。

 

・会議やイベントはオンラインで行うことも検討する。 

 

・工程ごとに区域を整理(ゾーニング)し、従業員が必要以上に担当区域と他の区域の間を往来しないようにする。また、一定規模以上の製造事業場などでは、シフトをできる限りグループ単位で管理する。 

 

 

休憩・休息スペース

・喫煙を含め、休憩・休息をとる場合には、できる限り2メートルを目安に距離を確保するよう努め、一定数以上が同時に休憩スペースに入らないよう、休憩スペースの追設や休憩時間をずらすなどの工夫を行う。 

 

・食堂などで飲食する場合は、時間をずらす、椅子を間引くなどにより、できる限り2メートルを目安に距離を確保するよう努める。施設の制約などにより、これが困難な場合も、対面で座らないように配慮する。 

 

 

トイレ

・トイレに蓋がある場合、蓋を閉めてから汚物を流すよう表示する。

 

・ハンドドライヤーは利用を止め、共通のタオルは禁止し、ペーパータオルを設置するか、従業員に個人用タオルを持参してもらう。

 

 

設備・器具
・ドアノブ、電気のスイッチ、手すり・つり革、エレベーターのボタン、ゴミ箱、電話、共有のテーブル・椅子などの共有設備については、頻繁に洗浄・消毒を行う。

 

 

オフィス(事業場)への立ち入り

・取引先等を含む外部関係者の立ち入りについては、必要性を含め検討し、立ち入りを認める場合には、当該者に対して、従業員に準じた感染防止対策を求める。 

 

・名刺交換はオンラインで行うことも検討する。 

 

 

従業員に対する感染防止策の啓発等

・公共交通機関や図書館など公共施設を利用する従業員には、マスクの着用、咳エチケットの励行、車内など密閉空間での会話をしないことなどを徹底する。

 

 

感染者が確認された場合の対応

・保健所、医療機関の指示に従う。

 

・感染者の行動範囲を踏まえ、感染者の勤務場所を消毒し、同勤務場所の従業員に自宅待機させることを検討する。


・感染者の人権に配慮し、個人名が特定されることがないよう留意する。

 

 

 ■ 経団連以外の団体のガイドライン

・タクシーにおける新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン

・郵便・物流事業における新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン

・バスの新型コロナ対策ガイドライン

・トラックにおける感染予防対策ガイドライン

・冷蔵倉庫業における新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン 

旅客船事業における新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン

・旅行業における新型コロナウイルス対応ガイドライン

・LPガス販売事業者等における新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン

・宿泊施設やホテルでのコロナ対応ガイドライン

・航空分野のコロナ感染拡大予防ガイドライン

・スポーツ関係の新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン

・小売業の店舗における新型コロナウイルス感染症感染拡大予防ガイドライン 

・公民館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン 

・証券業界における新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン

他多数あり(各種の業界団体が81件の指針)