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社会に出る若者たちへ『ホリエモン近畿大学卒業式スピーチ』他

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一部の会社では、新入社員の入社式が延期や中止となっているようですね。

また、新入社員ではない方も何か新時代が到来しているように感じている方も多いのではないでしょうか。

 

そこで本日は、ホリエモンこと堀江貴文さんが、平成26年に「近畿大学卒業式」でスピーチを行ったときの動画を紹介させていただきます。

人によって好き嫌いの大きく分かれるホリエモンですが、あえて投入しておきます。

 

平成26年といえば、2014年です。

そんな時代に、こんな考えを持っていた人は、あまりいなかったのではないでしょうか。

これから社会に出る若者たちへ堀江貴文が送る言葉とは?

 

それでは、動画をお楽しみください。

 

堀江貴文のスピーチ「情報を集めて行動せよ」@近畿大学(16:42)

www.youtube.com

 

 

「未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ。」

 

 

 

 記事が短すぎるため、おまけで『ある会社の入社式訓示』も載せておきます。

(一昔前のもので、私とは無関係の会社のものです。)

 

入社を機に傍観者から当事者の一人に変わる。

【新入社員を迎えて】

皆さんは入社式を境に、これまでのような一方的に社会の恩恵を受け親や社会から育てられ教育される立場から、社会の恩恵を受けるだけでなく、自分も社会に対して何らかの貢献をする、いわゆるGive&Takeが要求される立場になりました。皆さんは自分の自由意思で希望し選択した技術者という自分の本職を通じて、社会に対して貢献することを期待されています。一日も早くその貢献ができるような実力を身につけていただきたいと思います。役立つ技術を身につけるための基礎をこれまで学校で学んできたはずです。


日本が戦後の荒廃から経済大国と言われるまでに発展する原動力となった日本的経営の特徴である終身雇用、年功序列制度が崩れつつあります。ハングリー精神(向上心、自主的向上心)、チャレンジ精神豊かな国民が、戦後の荒廃から立ち上がるには極めて有効だったこの日本的雇用慣行も、豊かさと大学の乱立、受験のための勉強、急速な経済拡大による人手不足という環境の中で、国民意識が自主的向上意欲に乏しくなった現在では、最早機能しなくなってきたわけです。

 

原点に立ち帰るべき今、皆さんに求められているのは単なる学歴ではなく学歴相当の基礎学力であり、本職におけるプロとしての実力です。これからは教えられるのを待つだけでなく自主的に学ぶ必要があります。就職は学びの終わりでなく、新しいプロとしての学びのスタートです。

 

しかし一方で、仕事を通じて学ぶことは大切ですが、基本的に企業は学ぶための場所ではなく働くための場所です。企業に育ててもらうことを期待する前に、まず自分の意志で、自分の時間やエネルギーを自分のために投資して、本職での自分の価値を高め、社会にとって魅力ある社会人になる努力をしてください。

 

皆さんには若さという魅力もありますが、これはすぐに確実に消耗してしまいます。若さに変わる魅力を今その魅力が残っているうちに育ててください。
私は、企業人としての魅力の源泉は、人間としての個性とビジネスにおける実力だと思います。


バブル崩壊まで、他人の指示通りにやっていれば給料は上がり昇進もする時期が続きました。顔のない日本人と言われても経済発展の勢いの中で、表面的には大きな支障もなくやってくることができました。しかしこれからの社会では、自分が積極的に参画し問題解決できる実力が要求されます。自分の価値観を背景にした個性が要求されます。誰かに何かをしてもらうことを期待する前に、自分は何ができるのか、何をしているのかを考えてみてください。自己の責任で自主的に自分の魅力を増す努力を続けてください。日常的なその努力が20年、30年後の自分を作ります。


立派な理念は話に聞き、他人が行動するのを見ることは心地よいものですが、自分が行動することは苦しく厳しいことです。
誰かが努力をし、自分はその中でよい気分だけ味わうということはできません。皆さんは、この入社を機に傍観者から当事者の一人に変わったわけです。共に力を合わせ理念に従って努力をし、個性ある自分と魅力ある自分たちの会社を作っていくために自ら参画してください。